物件:合計 1 物件

シミュレーターの使い方(5分でできる初回シミュ)

Estate Life の入力項目を1つずつ解説します。テンプレートから始めれば、不動産投資が初めての方でも5分で50年シミュレーションが回せます。

最終更新: 2026年6月

3行サマリ
  • テンプレートを選ぶ → 物件価格・家賃・ローン金利を変えて結果を見る、これだけで雰囲気つかめる
  • 結果の読み方の核は「累計CF」と「IRR」「自己資金回収年」の3つ
  • シナリオは複数物件として保存できる。URL共有で他人にも見せられる

まずはテンプレートから

初心者さん
いきなり数字を入れろと言われても、何を入れていいか分かりません…。
先生
最初は自分で入力しなくて大丈夫。画面上部の「テンプレートから始める」プルダウンを使えば、典型的なケースの数値が一括で入ります。たとえばこんなラインナップです。
  • 都内ワンルーム: 区分マンション・中古RC・ローン85%
  • 地方戸建: 安価・現金購入
  • 新築木造アパート: 一棟・フルローン
  • 中古RC マンション: 一棟・億単位
  • フルローン区分: サラリーマン投資の典型例
  • 繰上返済モデル: 5年目に300万繰上の例
初心者さん
テンプレートを開いたら、次は何をすればいいですか?
先生
まずは右側のサマリやグラフがどう動くかを眺めるだけでOK。「物件価格を1割下げたら?」「家賃を1万円下げたら?」と数字をいじってみると、不動産投資の感覚がぐっとつかめますよ。

ステップ1: 物件情報

  • 物件名: 自分でわかれば何でもOK(「世田谷ワンルーム」等)
  • 構造: RC/SRC/重量鉄骨/軽量鉄骨/木造。耐用年数が違うので減価償却に影響
  • 物件価格: 売買契約書の金額
  • 建物割合: 物件価格のうち建物分。0.6-0.7が目安(売主が課税業者で消費税表記があれば逆算可能)
  • 諸費用: 仲介手数料・登録免許税・不動産取得税・印紙税など。物件価格の6-8%が目安
  • 諸費用の経費化割合: 諸費用のうち税務上初年度経費にする割合。60-70%が目安
  • 築年: 建物の竣工年
  • 購入年: 自分が取得する年

ステップ2: ローン基本条件

  • 借入する: ローンを使うかどうか
  • 返済方式: 元利均等が一般的(毎月の返済額が一定)
  • 借入額: 物件価格に対する比率を考えて決める(フルローン= 物件価格+諸費用)
  • 金利: 投資用ローンは1.5-3%が現代的な目安(属性・金融機関による)
  • 返済期間: 構造の残存耐用年数+αが目安。35年で組めれば長め
借換えのシミュレーションは現状未対応です。借換え後の条件を試したい場合は、物件を複製して新しい金利・期間で別シナリオとして比較する運用がおすすめです。

ステップ3: 家賃収入

  • 月額家賃: 想定家賃(管理費別の家賃のみ)。SUUMOで周辺相場を確認
  • 空室率: 都心10%、地方15-20%が目安。築古ほど高めに
  • 家賃下落率: 年率1-1.5%が目安。新築は最初の数年で大きく下がる
初心者さん
「家賃下落率」って、どれくらいに設定すればいいんでしょう?
先生
実際の家賃は、新築から10年くらいで大きく下がって、その後はゆるやかになる曲線を描きます。このツールは年率で一定の簡易計算なので、保守的に1.0〜1.5%にしておくと安心です。

ステップ4: 経費

  • 管理委託料率: 家賃の3-5%(管理会社の取り分)
  • 修繕積立月額: 区分マンションは管理組合の長期修繕計画に従う
  • 固定資産税: 物件価格の0.5-1%/年が目安。市区町村に確認
  • 火災保険等: 年1-3万。地震保険込みなら5万超もあり
  • その他経費: 通信費・税理士・交通費等
  • 経費インフレ率: 1%程度を見ておくと現実的

ステップ5: 売却(任意)

シミュレーション期間中に売却する想定を入れたい場合に有効化します。

  • 売却年: 何年目に売るか
  • 売却価格モード: 固定金額 or 年率減価
  • 売却諸費用率: 仲介手数料3% + 印紙等 ≒ 4%
売却を有効にすると、サマリに「💡 IRR最大の売却年」カードが出ます。1〜N年を全探索して、IRRが最大になる年を提示する機能です。「いつ売るのが一番得?」の答えになります。

ステップ6: 税金

  • 申告主体: 個人 or 法人
  • 所得税率/実効法人税率: 個人は給与年収の限界税率、法人は約25-35%
  • 住民税率: 個人は10%、法人は実効税率に内包
  • 青色申告: 個人は特別控除+3年繰越、法人は10年繰越
  • 青色申告特別控除: 個人のみ。65/55/10万円

結果の読み方

初心者さん
数字がたくさん出てきました。どれを見れば「良し悪し」が分かりますか?
先生
全部を一度に追わなくて大丈夫。まずは IRR(年率の本当のリターン)と 累計CF自己資金回収年 の3つを見れば十分です。右側のサマリーカードを左上から順に見ていきましょう。
  • 自己資金: 購入時に必要な現金(物件価格+諸費用−借入)
  • 累計税後CF(運用のみ): 売却含まずの50年合計
  • 期末 純損益: 売却含めた最終損益(自己資金回収後)
  • ROI: 純損益 ÷ 自己資金
  • IRR: 年率換算の真のリターン。一番重要
  • 自己資金回収: 累計CFが0を超える年(早いほど良い)
  • 期末ローン残債: 50年後の残債
赤い「⚠ デッドクロス警告」が出たら要注意。減価償却終了後に税後CFがマイナスに転落します。詳しくは デッドクロス 記事を参照。

便利な機能

  • URLで共有: 現在のシナリオをURLにエンコードしてコピー。他人に送るとそのまま再現される
  • シナリオ保存: 名前を付けて localStorage に保存
  • JSONエクスポート/インポート: バックアップ・端末間移行
  • CSVダウンロード: 年次明細を表計算ソフトで分析
  • 設定を隠す: 左カラムを畳んで結果を全幅表示

複数物件を比較するには

ヘッダーの「物件:」プルダウン横の「複製」ボタンで、現在の物件を全データごとコピーできます。コピー先の数値を1つだけ変えて「物件価格を100万下げたら?」のように差分を比較できます。

すべての物件の一覧は マイページ で確認できます。

次は 物件の選び方 か、もう少し数字を理解したい方は キャッシュフローの計算 を読みましょう。