不動産投資ローンの審査基準と通すコツ
不動産投資ローンの審査は属性で7-8割が決まると言われます。金融機関が見るポイントを理解し、自分の戦略を立てましょう。
最終更新: 2026年6月
3行サマリ
- 属性(年収・勤続年数・職業)と物件評価の2軸で見られる
- 年収目安: 500万円から始まり、700万円超で選択肢が広がる
- 1行で諦めず、最低3行は事前審査打診する
金融機関が見る審査ポイント
属性(あなた)と物件評価(物件)の2軸で評価されます。
- 属性: 年収、勤続年数、雇用形態、職業(公務員・士業・大企業が強い)、年齢、家族構成、他借入、自己資金、信用情報
- 物件評価: 立地、構造、築年数、満室時想定家賃、現況稼働率、積算評価額、収益還元評価
👶 はじめての方へ
属性が強い人は、利回りが低めの都心物件でも融資が通ります。属性が弱い人は、属性を補う物件(高利回り・積算評価が高い)を選ぶ戦略になります。
年収別の融資可能額の目安
年収 500万円: 借入可能 2,000-4,000万円。区分マンションが中心
年収 700万円: 借入可能 4,000-7,000万円。中規模一棟も視野に
年収 1,000万円: 借入可能 1-2億円。複数物件・一棟RC も可能
年収 1,500万円超: 借入可能 2-5億円。プロパー融資の交渉余地大
年収 700万円: 借入可能 4,000-7,000万円。中規模一棟も視野に
年収 1,000万円: 借入可能 1-2億円。複数物件・一棟RC も可能
年収 1,500万円超: 借入可能 2-5億円。プロパー融資の交渉余地大
上記はあくまで目安。同じ年収でも勤続年数・自己資金・物件評価で結果は大きく変わります。
主な融資商品の特徴
- ノンバンク(オリックス・東京スター等): 金利2.5-4.5%。属性問わず通りやすい、その分高金利
- 地方銀行・信用金庫: 金利1.5-3%。エリア限定が多い。地元勤務・地元在住が有利
- 都市銀行(メガバンク): 金利1-2%。属性厳しい。富裕層向け
- 日本政策金融公庫: 金利1.5-2.5%。低金利だが融資上限あり(4,800万円程度)
- プロパー融資: 保証会社を介さない金融機関独自融資。属性最強クラスのみ
審査に通すコツ
- 事前審査を複数行で取る — 3-5行は当てる。1行だけで判断しない
- 勤続年数3年以上を確保してから — 転職直後は不利
- クレジットカードの限度額を下げる — 「使ってなくても借入枠」扱い
- キャッシング枠は使い切らない/解約しておく
- 他のローン(自動車・カードローン)は事前完済
- 自己資金を物件価格の20-30%用意 — 「フルローン狙い」より融資が通りやすい
- 融資が通りやすい物件を選ぶ — 法定耐用年数内、再建築可、駅近、土地値が出る
審査に落ちた時の対処法
- 違う金融機関に当てる(融資判断は金融機関ごとに違う)
- 頭金を増やして再申請
- 物件を変える(積算評価が出る物件へ)
- 信用情報を確認(CIC・JICC で開示請求)
- 属性を整える時間を取る(数年単位の戦略)
金利が0.5%違うとCFはどう変わる?
借入5,000万円・30年・元利均等の場合:
金利 1.5% → 月返済 172,560円・総支払 6,213万円
金利 2.0% → 月返済 184,809円・総支払 6,653万円
差額: 月12,249円・30年で約440万円
金利 2.0% → 月返済 184,809円・総支払 6,653万円
差額: 月12,249円・30年で約440万円
だからこそ、複数行の事前審査が必須。詳しい影響は シミュレーター の「ローン」セクションで金利を変えて試してみてください。